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- 運動によるダイエットとして、まず頭に思い浮かぶのがウォーキングではないでしょうか。しかしウォーキングといっても単に歩くだけではあまり意味がありません。
そこで、ここではダイエットのためのウォーキングについて考えていきたいと思います。
- ウォーキングとは
- ウォーキングとはその名の通り、歩くことを目的とした運動です。しかし散歩などと違い、運動であることを
忘れてはいけません。積極的に”歩く”ことによって、カロリーを消費させていくのです。
ウォーキングの最大の特徴はとにかく簡単にできることで、高齢者や病み上がりの人、
また肥満した人にも体にあまり負担をかけることなく行うことができます。器具も相手も不要。
さあやるぞ、と気負ったり身構えたりすることなく継続するよう心がけましょう。
- ウォーキングの際の注意点
- 前述の通りウォーキングは歩くといっても単にちょっと散歩がてらというわけではありません。歩き始める前のウォーミングアップと終わったあとのクールダウンは忘れないようにしましょう。
- ウォーミングアップ
ウォーミングアップを充分に行うことによって体の柔軟性を高め、怪我や事故を防止します。また、ウォーキングの前に筋トレをすると、成長ホルモンが分泌されます。念入りに行いましょう。
クールダウン
運動後は筋肉に乳酸がたまり、筋肉疲労の原因となります。クールダウンでこういった疲労物 質を取り除き、筋肉の緊張をやわらげて、疲れを体に残さないようにしましょう。
- 正しいウォーキングのフォーム
- すでに何度も紹介していますが、ウォーキングというのはただ歩けばいいと
いうわけではありません。正しい姿勢で行ってはじめて、意味があるのです。
ウォーキングの基本姿勢として注意すべき点は、まず背筋をまっすぐ伸ばし、猫背にならないようにしましょう。
あごを軽く引き、視線は10~15メートル先を見るようにします。
そして歩く際には体をやや前に傾け、足運びは必ずどちらかの足を
地面につけておきます。歩幅はやや広めに取り、足を前に出すときは
膝を曲げずに伸ばすようにしましょう。この基本に忠実に
まっすぐ歩くようにすれば、美しい姿勢でウォーキングを楽しむことが
できるはずです。
- ウォーキングの効果
- ウォーキングのような呼吸をしながら長時間行う運動を、
分類的に有酸素運動といいます。有酸素運動は、体内に酸素を
取り入れることで糖質と脂肪をエネルギーに変えていく運動です。
長時間行うことでより多くの糖質と脂肪を燃やすことができるのが特徴です。
また低い負荷で長時間連続で運動することができるため、
脂肪を主なエネルギーとして使用し筋肉を引き締めることができ、
とくに体の筋肉が少ない人は筋肉をつけることも期待できます。
そのため、余分な脂肪を落として体のラインをきれいにしたい人に
もってこいです。また運動そのものの効果ではありませんが、
運動を行って筋肉をつけることで基礎代謝がアップします。
- 運動によるダイエットとして、まず頭に思い浮かぶのがウォーキングではないでしょうか。しかしウォーキングといっても単に歩くだけではあまり意味がありません。