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- ピラティスとはもともとリハビリとして使われていたエクササイズの一種で、健康的にスリムになりたい、けどムリはしたくないという人にピッタリです。通常の運動とは筋肉の使い方やつき方がまるで異なるのも特徴です。
- こんな人にオススメ
- ボディバランスが悪い、デスクワークで肩こり、腰痛、イライラしがちという人。
- 基本
- ピラティスは呼吸や体の動き、体の奥深くにある筋肉(コアの筋肉)を意識しながら行うようにします。
「コア」とは、尾てい骨から頭蓋骨までを貫く1本のライン(脊椎)と骨盤周辺の骨格や筋肉 のことで、
このコアの筋肉を安定させバランスよく使えるように鍛えると、1本"芯"の通った美しい 姿勢が
保てるようになります。
代表的なコアの筋肉 - 大腰筋 おへそのあたりの背骨の裏側から骨盤の前を通って、太ももの内側とつながっている筋肉。
太ももを上げるときに使います。
腸骨筋 骨盤から足のつけ根につながる筋肉です。
骨盤底筋 骨盤のいちばん底にある小さな筋肉を総称したもの。坐骨と恥骨を結ぶ筋肉です - ※ピラティスの基本は「深く息を吸って、息を吐きながら行う」こと。この呼吸法は、筋肉を引き締めるうえに内臓を強化するため、代謝アップにもつながるそうです。コツは、普段使うことのない骨盤底筋など、コアの筋肉を意識すること。息を吸いながら背骨を伸ばし、自分の体が大きくなるイメージで行うのがポイントです。
また、ピラティスは骨盤を常に安定させて動かすという特徴があり、これによって骨盤のゆがみが改善され、姿勢の悪さや疲れやすさ、肩こりなどを解消する効果も期待できます。続けるうちに骨格や筋肉のバランスが整い、内臓の働きもアップ。本来自分が持っている自然な"体バランス"に近づけてくれます。
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- 腹直筋、腹横筋、腹斜筋という、引き締った格好よいお腹をつくるための3つの筋肉を最低限の努力で鍛える体操です。やり方はとても簡単なので、是非試してみましょう。
- 体操の方法(人間ぞうきん体操)
- 1.まず両足を肩幅に開く、胸の前で手を合わせて、ゆっくりと息を吸います。
- 2.息を吐きながら、体を右にねじって5秒キープ(呼吸はふつうにする)します。両手のつなぎ目が、常に胸の中心にくるようにし、地面と平行に動かす。軸(背骨)はまっすぐキープするのが肝心です。
- 3.ゆっくりと息を吸いながら1の基本姿勢に戻ったら、ゆっくりと息を吐きながら、今度は左。朝夜10回1セットを目安に行います。
- 体操の方法(椅子腹筋)
- 1.椅子にすわり、腹筋を使って右足を地面から上げて30秒キープします。太ももが椅子から少しでも上がればOKです。椅子をつかんでもよいが、腰が反らないように注意しましょう。左足も同様に行います。
- 2.慣れてきたら両足いっぺんに行います。時間は30秒くらい。さらに椅子から手を離せるとなおよいでしょう。ただし、腰に負担がかかるようなら片足ずつ行ってください。
- ※甘いものや油もの、アルコールはダイエットの大敵です。苦しいけれどここはガマンし、普段の生活でも姿勢をよくするよう注意し、お腹ペッタンコを目指しましょう。